公開日: |更新日:
ポルカプレートの特徴について、用途やメリットなどを挙げながらご紹介していきます。有孔鋼板とはどのような違いがあるのか、使い分けのポイントをチェックしていきましょう。
目次を見る
ポルカプレートの特徴は、凸部が丸みを帯びている点です。そのため箒で掃いたときにゴミが残りにくく、掃除がしやすいというメリットがあります。ゴミが取れにくいこの構造は、排水性にも優れているため床洗浄後にも高い水切れ性を発揮してくれます。
ポルカプレートの耐すべり性はドイツ工業規格の試験でも最高ランクの評価を受けているほどであり、安全性も優秀。チェッカープレートの2倍の接地面積があるため、歩きやすく台車の走行音も静かです。水玉模様になっていることから、公共スペースの床や階段・スロープでも度々見かけます。
滑りづらく掃除がしやすいポルカプレートは、排水性も高いためゴミが出やすい作業場などの床で多く使われています。足で踏んだ際の接地面積も多いことから、足裏の痛みや体の負担が軽減できるのも、作業場への適性と言えるでしょう。
滑り止めの効果も安定しているため、走り回ったり動き回ったりといった動作の多い場所で、人の安全性を確保するのにも向いています。
突起部分が丸形で見た目のイメージ操作もしやすく、施設の用途を問わず様々な場所の階段で利用できます。掃除がしやすいことがもちろん、滑り止めの役割も果たすため階段での転倒リスクを防ぐのにも役立ちます。
水はけが良いため、斜面であるスロープにもポルカプレートが使用されています。斜面に人を断たせた状態で測定された耐すべり性も「R13」の最高ランクを得ており、スロープを利用した荷物の運搬にも適応。がたつきが少ないことから、車いすやキャリーバッグなどのホイールが付いたものを運搬する際の走行音も静かです。
有孔鋼板とポルカプレートの違いは複数ありますが、その内の一つは表面のフラットさです。ポルカプレートも水捌けが良く滑りにくいという特徴がありますが、有効鋼板はフルフラット仕様により表面に金具が突起しないため、場所を選ばず歩行時のつまずきも心配ありません。下面からの施工により、スピード感のある設置も可能です。ポルカプレートと同様、倉庫や工場内などの広い床にも向いていると言えるでしょう。
またつなぎ目の金具が露出しないフラットな有孔鋼板は、重機などの機械設置を妨げることがなく、デザイン面でも優秀であることから様々な場面・施設にも対応可能。
有孔鋼板はスピーディーな施工による工期の短縮と、コストの節約に繋げられる点が特徴です。